the PLAY/GROUND vol.0 遊び場レポート18: 谷畑聡

みっちゃんありがとう(*☻-☻*) こうやってリレーでブログを書くのは初めてですが楽しいですね。何書きましょうか。今は稽古場の帰り、銀座線。左手にはトリスのハイボール、右手にiPhone。蕪辞を連ねることをお赦しくださいまし。

僕が演じるチャールズはとても面白い役なのですが、同時にとても複雑な会話をする男で、セリフがなかなか入らない。いや、出てこない。各場面の相手役の方にわざわざ居残りでお付き合いいただいています。本当にありがとうございます。

ご挨拶が遅れました。谷畑聡です。「ブルールーム」バージョンBで政治家チャールズを演じます。よろしくお願いいたします。今日はスケジュールの都合で稽古の終盤から参加したのですが(稽古場の皆様ごめんなさい)、ちょうどチャールズとケリーのシーンの最中で、チャールズは三嶋さんが、ケリーは佐度 那津季ちゃんが演じていました。同じ稽古場で自分たちのシーンを他の役者たちが演じるというのは、シングルキャストでは観れません。トリプルキャストならでは、ですよね。そして2人のシーンがなんだか最高に良かった。三嶋さんも佐渡さんも、いい役者ですよね。本当にそう思いました。本番楽しみですね。

続いて劇作家役の堀雄貴くん、女優役の都築香弥子さん(僕はカヤコちゃんと呼ばせていただいてます。大好き、カヤコちゃん!)のシーン、ここもまた役者の個性が光ります。とても集中して観ることが出来ました。実力派女優と個性派若手俳優のぶつかり合い。思い出しても胸が熱くなります。

デトックス、だと思いました。doにまかせるのではなくbeでいること。他に何が必要なのだろう?ちょうどブログ担当のこの日に、僕はこの稽古場で成長させていただきました。演出の薛 珠麗さんには大変感謝しています。素晴らしい発見だった。ありがとうございます。


さて、明日のブログ担当は佐々木美奈ちゃん。奥様役の柴田和美ちゃんとも自然とやっている事なのですが、彼女とは帰宅後もなるべく密に(LINEなどで)「対話」をするようにしています。お互いに其々厳しい劇団で育ってきた同志、ずっと近くで芝居して来たのに今回初めて出会った者同志。舞台の上は戦場だと教え込まれてきた者同志。しかし今回は、戦場では戦うばかりではなく「助け合う」ことも必要なのだということをお互いに確認し合ったという事を書いて、今日のこのブログはおしまい。

さあ、最寄駅に着きました。下北沢の街には今日も沢山の芝居が上演されています。僕たちの「背信/ブルールーム」も、来月、椎名町のシアター風姿花伝で花火をあげます。でっかいでっかい花火をあげよう。そして千龝楽には全てのカップルが涙を流して別れを惜しむのだ。そういった濃密な関係性が、お客様を包み込みますように。おやすみなさい。

奥様役のみっちゃんとの、心のツーショットを添えて。

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