the PLAY/GROUND vol.0 遊び場レポート11: 堀雄貴

こんにちは!なっきから紹介を受けました、堀雄貴です。犬と串というナンセンス・コメディ劇団に所属しています。劇団の第一回公演からのメンバーでして、その公演では全身にローションを塗りたくったり、相手役のビンタを受けて歯が割れたりしていました。ちょうど7年前、当時20歳、今でもやっていることの大本は変わっておりません。言ってしまえば今回上演する「背信」や「ブルールーム」とはちょっとタイプの違うお芝居なんですが、でもそれでも「俳優」として大切にすべき根っこの部分はきっと一緒なんじゃないかなぁ、とかそんなことを考えながら、稽古場の濃密な空気を吸って吐いてする毎日です。楽しいです。あ、僕は「ブルールーム」ver.Cで劇作家を演じます。ちなみに「ブルールーム」ver.Bには同じ劇団の先輩がいます。彼のこのブログへの登場も楽しみにしていてくださいねっ。

昨日のなっきのブログでも書かれていた通り稽古場には仮のセットが組まれまして、稽古は本格的に立ち稽古へ。実際に歩いたり、座ったり、相手との距離を詰めたり、離れてみたり……。やー、やっぱり椅子に座って台本片手に相手と向き合っていた稽古とは違う違う。新たな発見の続出で、どうこの空間と仲良くなろうかなと考えをめぐらせつつ、それが面白くてニヤニヤしてしまいます。

それから、自分が出演していないシーンを見ている時も面白ニヤニヤは頻出していまして。今日なんかとあるシーンでは、舞台上の二人のやり取りのドキドキ加減に客席側のあちこちから声にならない声が絶え間なく。(僕は耐えきれず足をジタバタさせていました) 10シーン×3バージョンの男女のやり取り、たまらないです。

そしてそして、明日の記事を書いてくれるのは、都築香弥子さん!少女と大人の女性が同居しているようでとんでもなく魅力的。今日香弥子さんの稽古をじっと見る機会があったのですが、僕は特にその目が、透明でそれでいてとても挑発的で、ズルズル~ッと引き込まれてしまいました。香弥子さんとのシーン、舞台上で向き合うのがとっても楽しみだー。

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この写真では僕も香弥子さんも微笑んでいるけど、舞台ではどうなることやら……。それでは香弥子さん、次お願いします!!