the PLAY/GROUND vol.0 遊び場レポート14: 内山拓磨

えみりーゆうな氏、昨日は私のステキな紹介文(?)をありがとうございました。「色白でベビーフェイス」という、僕のコンプレックスをピンポイントでスナイピングしてきたかと思ったら、「芝居をどこにでも受け取りに行ってくれる人だ!」と言ってくれて、そんな振り幅のある誉め技どこで覚えてきたのかしらこの子は。ちなみにベビーなのはフェイスだけでなくメンタルもよ。自覚はありませんが単純なものでそう言われたら、そうあろうと努力したくなりますな。目指せ名キャッチャー。目指せ大人の俳優。嬉しいでございます。どこにでも付き合います。

申し遅れました。内山拓磨と申します。Bチームでタクシー運転手、フレッドをやります。このフレッド、自分が今までの人生で全く経験したことのないことばかりする野郎で、台本の初見時は「Oh…」ってなりました。しかしそこはお芝居、俳優の私生活と役の私生活には乖離が常にあるものだ と覚悟し、彼とのお付き合い、苦しんで楽しんでみたいと思います。

この「背信/ブルールーム」、参加人数の多さから、稽古場では人の芝居を見ている時間が他の現場に比べて長いのですが、この見ている時間をどう過ごすかが実はとても大事で、台本や台詞の解釈に思わぬヒントを貰えたりします。皆が自分の芝居を見てくれ、意見・解釈・感想をフィードバックしてくれる………という時間は、スケジュール的制約が大きい商業演劇の現場では中々獲得出来なかったりするもので、これがこのactors' playgroundの良いところ(の一つ)だなあ、と思っています。勿論その時間を生かすも殺すも自分次第ですが。俳優は一生勉強。


明日のブログ担当は私と絡むもう一人の女子、「九州が産んだ鋼の妹系小動物」竹下澄夏です。このオナゴ、大人しい演劇初心者かと思いきや、板の上に立つと氷像のように動じない胆力の持ち主でもあり、「いったいこの子はどんな人生を…?」と慮りたくなるヤツでございます。

じゃきよか、あと宜しくー。

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