the PLAY/GROUND vol.0 遊び場レポート01: 山脇唯

山脇唯です。本日の稽古場日誌を担当します。

以前はヨーロッパ企画に所属していましたが、現在はフリーの俳優です。すいているのに相席、というユニットコントにも参加していて、少なくとも小劇場界の中では一番『ハイキュー‼︎』を好きでいたいと思っています。

今年の6月から始まったactors' playgroundには初回からちょこちょこと参加していて、the PLAY/GROUND vol.0では『ブルールーム』ver.Cに参加します。


さてさて、the PLAY/GROUND vol.0『背信 | ブルールーム』稽古初日、まずは顔合わせということで、都内某所のスタジオに約30名程の人間が集まりました。平日の昼日中に、こんなところに大の大人が集まってること自体が面白いよねえ、とは参加者の1人の言葉ですが、本当にそう思います。

まずは自己紹介。 自分の声で、自分の言葉で、自分自身について、自分がどんな俳優なのかどんな人間かを語る、という、実はとてもドキドキする時間です。私ははからずも、遊び場案内人である井上裕朗氏からトップバッターに任命され、心臓早鐘で倒れるかと思いました。

自己紹介をして、それぞれの話を聴いて、周りの人にも、その場にも馴染んだところで、次は読み合わせ。起きてないことはつくらずに、シンプルに相手と会話する、という一番最初のベーシック。みんなリラックスしてるようにみえたけど、私はまたもや心臓早鐘でした。 初日の読み合わせって、市場や畑からやってきて、そのまま、まな板の上にのせられた状態の気分。これから美味しい料理になるための毎日が始まるのですが、活きのいい素材でいつつ、味は深まっていくように、皆で色々考えたり試したりしていくのが楽しみです。特に『ブルールーム』は10人で10のシーンを繋いでいくので、ちょっとしたコース料理の趣きもあるなぁと思いました。

その後は懇親会。 さて、そんな懇親会に、なぜかバースデーケーキの登場です。なんとこの日は、出演者の1人、稲垣干城くんのお誕生日。稽古初日に誕生日とは縁起が良いですね。 干城くんは、初めてみたときは髪が誰よりも長くて、ヒゲで、もしかして山から出てきたのかなというような風貌でしたが、最近さっぱりと髪を短く整えてすっかり好青年らしい表情です。一見するとシャイですが、話しかけるとちゃんも応えてくれるし、こちらのオチのない話にもつきあってくれます。今年は歌を習い始めたと言っていました。最近は英会話を始めたそうです。

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それでは、そんな稲垣干城くんに次の稽古場日誌を書いてもらいたいとおもいます。

 

 

f:id:hirooinoue:20151201212203j:plain(撮影:福島奈津子)